5月21日(日)アートプロジェクト in YABITSU が開催されました。
2023年5月23日
和歌山県有田市矢櫃エリアは1960年ごろには多くの観光客を集めるエリアでしたが、近年は著しく人口減少が進んでいます。その理由は道が狭く急勾配のためめ車が通れないという点が大きく、しかし、それゆえに、自然が残る美しい地域です。その自然の美しさを求め、近年少しずつではありますが移住者も増えています。そこで、その自然の中にマッチし、海の環境保護を訴える壁面ペイント(魚等)を行うことにより、写真スポットともなり、より多くの方がそこを訪れ、矢櫃の素晴らしい自然に触れ、有田市らしい魚を知り、環境維持を考える機会とし、訪れた方々がSNS等で写真を発信することにより、更なる観光スポットとなり、移住促進にもつながることを目的にこの事業を行いました。
矢櫃で移住促進や観光レジャーを行う大阪からの移住者であるヤビツビレッジさんにお願いし、矢櫃港の正面にあるヤビツビレッジ所有の倉庫となっている建物(2階コンクリート倉庫)の海側部全面に、住民や観光客を対象に絵を描いてもらうイベントを企画しました。絵のデザインは京都からの移住者で若手アーティストのブルーマーブルさんに依頼し、インスタ映えする環境と魚をテーマとした作品を正面に描き、イベント当日は側面に幼児から大人まで近隣の方々や他地域からの60名の方々に自由にペイントして頂きました。今回は皮切りとして私物の建物で行い、将来的には行政所有の大掛かりな壁等に波及効果を見出せればと考えます。また、当日は参加者と共にBBQ等の懇親会も開催し、地元住民と他地域からの参加者同士のコミュニケーションも図りました。
当日の様子の簡単ムービー